偏頭痛(片頭痛)の鍼灸治療|太和堂鍼灸院

片頭痛・偏頭痛

血行と神経系を整え、
発作の頻度強さを同時に下げる鍼灸


太和堂鍼灸院では、肝陽上亢・気滞血瘀・痰濁・肝腎不足など体質差を見極め、個別化した取穴・鍼・灸を組み合わせて治療します。

中医のモチーフで表現した片頭痛ケアのキービジュアル

片頭痛・証のパターンと配穴例 臨床では個別化します

※ 以下は一例です。実際の施術では、頭痛の部位(片側・全頭)、随伴症状(悪心、光過敏など)、体質に合わせて配穴を変更します。

1. 肝陽上亢型

症状:片頭痛、目眩、煩躁、口苦。

穴位

  • 太衝
  • 風池
  • 復溜
  • 合谷

肝陽が上がっているため肝陽を鎮め、腎陰虚を伴う場合は腎陰を補います

2. 気滞血瘀型

症状:刺痛・固定痛・針で刺すような痛み/月経不順。

穴位

  • 太衝
  • 合谷
  • 間使
  • 三陰交

肝気が鬱滞しているため、行気活血を図ります。

3. 痰濁阻滞型

症状:頭重、悪心、胸悶、痰多。

穴位

  • 太衝
  • 丘墟
  • 豊隆

少陽経に停滞した痰湿を除去します。

4. 血虚型

症状:シクシク痛む、疲労で増悪、顔色は白くツヤなし。

穴位

  • 三陰交
  • 合谷
  • 血海
  • 足三里
  • 膈兪

気虚を併発する場合は、気血双補を行います。

治療周期

急性の偏頭痛

  • 特徴 治りが早い
  • 1〜2回の施術で、痛みを迅速に緩和または完治。

慢性の偏頭痛

  • 特徴 治療期間は「どこまで治したいか」によって変わります。
    A. 発作止め: 慢性でも急性発作は起こり、その部分は1〜2回の施術で治まることが多いです。
    B. 体質改善: 再発しやすいため、継続的な施術が推奨されます。
  • 継続の目的:発作時の痛みや頻度の低下+体質の根本改善。
  • 治療スケジュールの目安
  • 慢性的に偏頭痛を繰り返す方に推奨されるプランです。
    例)集中治療期週1〜2回⋆4〜8週間+改善維持期月2〜4回

注意事項

  1. 個別化治療:頭痛の部位(片側/全体)、随伴症状(悪心など)に応じて取穴を調整します。
  2. 禁忌・慎重:凝固機能障害、局所皮膚感染、過去に気絶(晕针)経験のある方は慎重に実施します。

お問い合わせ・アクセス

アクセス

〒198-0036 東京都青梅市河辺町10-6-1 トミタワー601号室
最寄り駅:JR青梅線「河辺駅」北口より徒歩2分
※当ビルには駐輪場、駐車場がございませんので、近くにある所をご利用ください。

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